国会等の移転に関する特別委員会
国会等の移転に関する特別委員会
平成12年11月17日
○肥田委員長
中井洽君。
○中井委員
自由党の中井洽です。
お二人の参考人、御苦労さまでございます。特に愛知県におかれましては、過般からの水害、大変でございました。心からお見舞いを申し上げ、一日も早く、大都市名古屋、災害に強い町をつくられるようお祈りを申し上げます。
十分しかありませんので、端的にお尋ねをしてまいります。
先ほど、三重・畿央、北川知事そして滋賀県知事のお話を承りました。既に滋賀、三重、奈良、京都、四つの知事さん、担当、お集まりになられて、答申以降少し進められて、クラスター方式等を採用されて、大体国会が移るというならこの地域、こういう形の合意を地域内で得て運動しておる、こういうお話でございます。
今お二方のお話を聞かせていただきますと、それぞれ岐阜、愛知、自分のところ、自分のところという形でPRをいただきましたが、この候補地として、お二つの県、地域が話し合われて、ここらへ国会、こういうイメージの首都機能移転、こういう形にはなっていないように理解をさせていただいたのですが、それでよろしゅうございますか。
お二人の参考人、御苦労さまでございます。特に愛知県におかれましては、過般からの水害、大変でございました。心からお見舞いを申し上げ、一日も早く、大都市名古屋、災害に強い町をつくられるようお祈りを申し上げます。
十分しかありませんので、端的にお尋ねをしてまいります。
先ほど、三重・畿央、北川知事そして滋賀県知事のお話を承りました。既に滋賀、三重、奈良、京都、四つの知事さん、担当、お集まりになられて、答申以降少し進められて、クラスター方式等を採用されて、大体国会が移るというならこの地域、こういう形の合意を地域内で得て運動しておる、こういうお話でございます。
今お二方のお話を聞かせていただきますと、それぞれ岐阜、愛知、自分のところ、自分のところという形でPRをいただきましたが、この候補地として、お二つの県、地域が話し合われて、ここらへ国会、こういうイメージの首都機能移転、こういう形にはなっていないように理解をさせていただいたのですが、それでよろしゅうございますか。
○梶原参考人
どこに首都機能を配置していくかということは最終的には国会あるいは政府でお決めになることでございまして、私どもができますことは、仮にこういう姿がありますよという程度のことではないかと思います。でございますけれども、私ども、両県で事務的にも共同でいろいろ勉強いたしておりまして、お手元にもございますような愛知県で提出いただいた資料のように、いろいろ地域的な分担も検討しているということでございます。
両者緊密に連携をとって進めておるということで、河内副知事さんから内容についてはお話があろうかと思います。
両者緊密に連携をとって進めておるということで、河内副知事さんから内容についてはお話があろうかと思います。
○河内参考人
どこに何を置くかというような問題につきましては、現在調整中でございますので、今この段階では何とも申し上げることはできませんが、基本的な考え方は、この地区はまさに一体でございまして、県境というようなものはないという認識を、ほとんど県境はない。それから、どこに何ができても、それはむしろ広大な地域の中におきまして、既開発地など用地面での開発可能性の高さとか環境の問題とか、そういうことから客観的に整理をしていきたい、そのように思っております。
いずれにいたしましても、とにかく十分か十五分の区域の中のことでございますから、どこに何が、それは最適を探していきたいというふうに思っております。年度内にはその一つの考え方を整理して出したいと思っておるところでございます。
いずれにいたしましても、とにかく十分か十五分の区域の中のことでございますから、どこに何が、それは最適を探していきたいというふうに思っております。年度内にはその一つの考え方を整理して出したいと思っておるところでございます。
○中井委員
私も隣の三重県ですから、それぞれの地区は何遍もお訪ねをして、大体地理的には頭に入っているつもりでありますが、これは、愛知の場合には豊田のちょっと北の地域あたりだ、こう聞いていますが、そうすると、あれは名古屋からどういう交通網で行くのだろうと。猿投グリーンロードをお考えになっているのか、愛知万博でまた新しい交通ルートでお考えになるのか。あの地帯全体が大変交通網のいいところでありますが、首都機能移転となったときに、具体的には名古屋からどういう交通体系をお考えなのか、ここのところをお聞かせいただきたいし、岐阜の方におかれても同じことかなと。
やはり名古屋からの交通体系をお考えになって、中央高速が通っていらっしゃいますから、これはこれで高速はいいのだと思うのですが、鉄道網やらは、どういう形でどのぐらいの時間で名古屋から行けると御判断をなさっていらっしゃるか、そこら辺をお聞かせください。
やはり名古屋からの交通体系をお考えになって、中央高速が通っていらっしゃいますから、これはこれで高速はいいのだと思うのですが、鉄道網やらは、どういう形でどのぐらいの時間で名古屋から行けると御判断をなさっていらっしゃるか、そこら辺をお聞かせください。
○河内参考人
中京圏の交通道路体系というのは放射線状でございました。それで、今度、東海環状という環状の道路ができるわけであります。
そこへ名古屋からどう到達するかという問題でございますが、今私ども取り組んでおる一つとしましては、力石名古屋線というグリーンロードでございますが、これを今、四車化の事業を進めております。これもそうでございますし、それから、博覧会に絡みまして事業が凍結してございます名古屋瀬戸道路という問題も、将来的にどのように、これは東海環状と名古屋を直に結ぶ道路でございますが、これをどうこれから考えていくのかというような問題もあります。
それから、既存でも三六三とか国道も幾つか通っておりますので、そういうものの整備とか、いろいろつながりがある。
それから、大都市圏の交通網としましては、名古屋の環状二号線を通りまして、東名を通って上がっていく道もあるわけでございまして、そういう意味では、そういう枝線につきましては、いろいろな道が今後出てくるのではないかというふうに思っております。(中井委員「鉄道は」と呼ぶ)鉄道につきましては、愛知環状鉄道というのがございまして、今単線の鉄道でございますが、これも相当の部分を複線化する。そういたしますと、東海環状と名古屋との中間に一本鉄道が丸く入る、しっかりした鉄道が入るというような状況にもなります。
ただ、直につなぐ鉄道は、リニア新幹線とか、そういうようなものが将来的な課題として出てくるというふうに思っております。
そこへ名古屋からどう到達するかという問題でございますが、今私ども取り組んでおる一つとしましては、力石名古屋線というグリーンロードでございますが、これを今、四車化の事業を進めております。これもそうでございますし、それから、博覧会に絡みまして事業が凍結してございます名古屋瀬戸道路という問題も、将来的にどのように、これは東海環状と名古屋を直に結ぶ道路でございますが、これをどうこれから考えていくのかというような問題もあります。
それから、既存でも三六三とか国道も幾つか通っておりますので、そういうものの整備とか、いろいろつながりがある。
それから、大都市圏の交通網としましては、名古屋の環状二号線を通りまして、東名を通って上がっていく道もあるわけでございまして、そういう意味では、そういう枝線につきましては、いろいろな道が今後出てくるのではないかというふうに思っております。(中井委員「鉄道は」と呼ぶ)鉄道につきましては、愛知環状鉄道というのがございまして、今単線の鉄道でございますが、これも相当の部分を複線化する。そういたしますと、東海環状と名古屋との中間に一本鉄道が丸く入る、しっかりした鉄道が入るというような状況にもなります。
ただ、直につなぐ鉄道は、リニア新幹線とか、そういうようなものが将来的な課題として出てくるというふうに思っております。
○梶原参考人
岐阜県としての交通条件でございますが、岐阜市という県庁所在地から考えますと、高山本線と太多線をつないだルートがございまして、これは直行運転をしております。JR東海も、やがてこれを通勤線として整備したいということは、首都機能移転問題あるなしにかかわらず計画をされておられます。それから、南北には中央線が走っている。高速道路は、中央自動車道が南北に走り、東西は東海環状自動車道がただいま建設中であるというようなことでございまして、交通面で県内におきましても至便の地にある、かように思っております。
○中井委員
私ども国会に課せられました任務は、首都機能移転の意義を御理解いただいて、これを実現するということはもちろんですが、具体的には、この三つの候補地を二年間で絞っていく、そしてその過程で東京との比較対照あるいは国民世論、こういったものを喚起していくということがございます。絞る以上はやはり他地区との比較、こういうことを常に考えていかなきゃなりません。審議会でかなりの調査をいただいたわけでありますが、私どもも私なりに考えていく、皆さんも御対応いただく、こういうところが必要か、こんなふうに考えております。
最後に、岐阜県の知事さんにお尋ねいたしますが、ちょうだいしましたここには、四万四千ヘクタールの公有地がある、こういうふうにお書きをいただいておりますけれども、しかし、国会は何かゴルフ場へつくる、こういうことですから、これは民間の土地だろう。この辺にそういう意味で公有地というのがあって、国会をそんな民間の土地に置かなくてもというようなことはお考えになっていらっしゃらないのか、これが一つであります。
もう一つは、愛知県さんにお尋ねいたしますのは、僕は、ここはすばらしいところだというのはよく知っておりますが、余りにも日本一の工業地帯に近いのじゃないか。東京都で政治、経済あるいは工業、いろいろな面と一本化になった一極集中を排除するというときに、日本一の工業地帯、すさまじい地域で道もわからないぐらいの工業地帯、僕ら時々行っては迷うのですが、そういう地域のすぐそばに政治都市を持っていくということはどうなんだろうというようなことを思うのでありますが、これらについてお答えをいただきます。
最後に、岐阜県の知事さんにお尋ねいたしますが、ちょうだいしましたここには、四万四千ヘクタールの公有地がある、こういうふうにお書きをいただいておりますけれども、しかし、国会は何かゴルフ場へつくる、こういうことですから、これは民間の土地だろう。この辺にそういう意味で公有地というのがあって、国会をそんな民間の土地に置かなくてもというようなことはお考えになっていらっしゃらないのか、これが一つであります。
もう一つは、愛知県さんにお尋ねいたしますのは、僕は、ここはすばらしいところだというのはよく知っておりますが、余りにも日本一の工業地帯に近いのじゃないか。東京都で政治、経済あるいは工業、いろいろな面と一本化になった一極集中を排除するというときに、日本一の工業地帯、すさまじい地域で道もわからないぐらいの工業地帯、僕ら時々行っては迷うのですが、そういう地域のすぐそばに政治都市を持っていくということはどうなんだろうというようなことを思うのでありますが、これらについてお答えをいただきます。
○梶原参考人
私ども岐阜県に東濃地域の丘陵地帯がございまして、ゴルフ場もたくさんございます。そういう中で、今おっしゃったように広い面積の公有地がございます。公有地といいますのは、市の所有地、あるいは財産区とかそういうものがたまたまあの地域に広大な面積を有しているということでございます。
それから、立地的には、多治見市から愛知県に至る途中に山がございまして、市街地がどんどん連担してくるという可能性はないというような御判断をいただいております。
それから、立地的には、多治見市から愛知県に至る途中に山がございまして、市街地がどんどん連担してくるという可能性はないというような御判断をいただいております。
○中井委員
ちょっと質問と……。四万四千ヘクタール公有地があるとお書きになっているのに、どうして国会をゴルフ場という民間の土地へ入れたらどうだとおっしゃったのか、こう聞いておるのです。
○梶原参考人
私どもの考え方でございますが、ゴルフ場は公有地の方に移転していただいて、そしてその跡に国会等をつくったらどうか。さっき申し上げておりますように、自然環境保全区域というものを先取りいたしますが、それ以外のところは、べったり建物を建てるよりもゴルフ場を移転させた方がより緑が残る。それで、既にゴルフ場になっているところは開発が終わっておるところでございまして、改めて大量の土量を動かす必要もないしということでゴルフ場の活用を考えている、こういうことでございます。
○河内参考人
確かに、豊田から西三河、南の方に向けましては大変な工業地帯でございますが、候補地となっておりますところはそれからずっと北に上がっておりまして、一気に山に入る地区でございます。それから、東濃につながる地域は、本当になだらかな丘陵地、今知事がおっしゃられましたように真ん中に山がございますが、なだらかな丘陵地地域でございまして、そういう意味では混雑した市街地というイメージは全くないところでございます。
むしろ、私ども目指しております、単なる生産工場から研究開発機能等を強めていきたいというような考え方も持っておるわけでございますが、そういうようなものとも結びつける可能性もあるわけでございまして、決して工場等とつながるという感じではない地域であるというふうに思っておるところでございます。
むしろ、私ども目指しております、単なる生産工場から研究開発機能等を強めていきたいというような考え方も持っておるわけでございますが、そういうようなものとも結びつける可能性もあるわけでございまして、決して工場等とつながるという感じではない地域であるというふうに思っておるところでございます。
○中井委員
時間ですので。ありがとうございました。