国会等の移転に関する特別委員会
第153回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会
平成13年11月28日
○中井委員
自由党の中井です。
お二人の参考人、お忙しいところ、ありがとうございます。また、ことしの夏には、視察をさせていただきましたときには大変御丁重に御説明を賜りまして、ありがとうございました。
特に、梶原知事さんにはたびたびとこの国会にもお出かけいただいておりますから、何回しゃべらすんだというお気持ちもおありであったかもしれませんが、しかし、高邁な観点からの首都機能移転、構造改革のシンボルとしての首都機能移転をやるべきだ、これはもう私も大賛成でございます。私どもは、いろいろな苦労をしながら候補地の絞り込みに向かって努力をいたしているわけでございますし、いろいろな御意見も聞かせていただきながら勉強もやっているところでございます。
今お話のありました、あいまいにしてしまおうという動きがあるやに聞いているというのは、私は意外と聞いていないものですから、私ども賛成論者のところには聞こえてこないのかもしれませんが、もう少し、どういうことを指しておられるのか、お立場から言いにくいこともあるかもしれませんが、おっしゃっていただければ、このように思います。
それから、河内参考人には、大阪、特に近畿圏は本社機能をどんどんと東京へ移されて、かなり地盤沈下であるという数値的なものをお出しいただいております。愛知県というのは、自動車産業を含めて独特の産業形成、また極めて元気に生産活動をおやりいただいておる、私も隣の三重県ですから承知をいたしておりますが、それでもやはり愛知県からも東京へ本社機能の移転というのはかなりあるのか、そういう数量的なものがあるのならお聞かせをいただきたい、このように思います。
お二人の参考人、お忙しいところ、ありがとうございます。また、ことしの夏には、視察をさせていただきましたときには大変御丁重に御説明を賜りまして、ありがとうございました。
特に、梶原知事さんにはたびたびとこの国会にもお出かけいただいておりますから、何回しゃべらすんだというお気持ちもおありであったかもしれませんが、しかし、高邁な観点からの首都機能移転、構造改革のシンボルとしての首都機能移転をやるべきだ、これはもう私も大賛成でございます。私どもは、いろいろな苦労をしながら候補地の絞り込みに向かって努力をいたしているわけでございますし、いろいろな御意見も聞かせていただきながら勉強もやっているところでございます。
今お話のありました、あいまいにしてしまおうという動きがあるやに聞いているというのは、私は意外と聞いていないものですから、私ども賛成論者のところには聞こえてこないのかもしれませんが、もう少し、どういうことを指しておられるのか、お立場から言いにくいこともあるかもしれませんが、おっしゃっていただければ、このように思います。
それから、河内参考人には、大阪、特に近畿圏は本社機能をどんどんと東京へ移されて、かなり地盤沈下であるという数値的なものをお出しいただいております。愛知県というのは、自動車産業を含めて独特の産業形成、また極めて元気に生産活動をおやりいただいておる、私も隣の三重県ですから承知をいたしておりますが、それでもやはり愛知県からも東京へ本社機能の移転というのはかなりあるのか、そういう数量的なものがあるのならお聞かせをいただきたい、このように思います。
○梶原参考人
私が私的に仄聞していることですから、どなたが、いつどこでというようなことは申し上げられませんが、一つには、候補地をなかなか絞れない、絞ったとして東京都との対比でなかなか結論を出しにくいと。明確に結論を出せないとなると、うやむやに決着するのも一つの手ではないか、こういう話を聞いたから申し上げておるわけでございまして、良識ある先生方がそんなことはお考えになっていないと思いますけれども、万が一そういうことがあれば我々の立場からはそういう措置をとらざるを得ない、こういうことで発言させていただいたということでございます。
○河内参考人
本社機能の移転の問題でございますが、私どもも随分心配した面もあるわけでございます。ただ、実際に本社を丸々移すというよりも、二本社制というような形をとる例が多うございまして、そうした中で、実質的な中枢的な機能を東京に置くというような企業がちょいちょいと出てきておるというのが実情ではないかと思います。特に、私どもの県はそういうことと同時に、むしろやはり生産中心の県でございますものですから、海外展開との絡みをむしろ心配いたしておるというようなことでございます。
(中略)
○中井委員
お忙しいところ、ありがとうございます。自由党の中井です。
ことしの夏にはお邪魔をいたしまして、大変貴重な御意見を承りまして、ありがとうございました。
大変失礼ですが、福田参考人に率直にお尋ねをいたしますが、間違っていたらごめんなさい。たしか、知事選挙のときには首都機能移転反対という立場で少ししゃべっておられた、そして知事になられて、いろいろと御勉強の中で、今述べられたように、積極的に御賛成になられた、こう聞いておりますが、それが事実であるならば、どんな点で考えを変えられたのか、どういうところでやはり首都機能移転というのは必要なんだなとお思いになられたのか、そこら辺を率直にお聞かせいただければありがたいと思っています。
以上です。
ことしの夏にはお邪魔をいたしまして、大変貴重な御意見を承りまして、ありがとうございました。
大変失礼ですが、福田参考人に率直にお尋ねをいたしますが、間違っていたらごめんなさい。たしか、知事選挙のときには首都機能移転反対という立場で少ししゃべっておられた、そして知事になられて、いろいろと御勉強の中で、今述べられたように、積極的に御賛成になられた、こう聞いておりますが、それが事実であるならば、どんな点で考えを変えられたのか、どういうところでやはり首都機能移転というのは必要なんだなとお思いになられたのか、そこら辺を率直にお聞かせいただければありがたいと思っています。
以上です。
○福田参考人
実は、選挙前も選挙後も一つも変わっておりません。それは、選挙のときには、首都機能移転、国会等移転、一生懸命やってもむだですよ、中央政府はどうもやるような考えはないようですよ、そういう話をしておりまして、国会等移転、首都機能移転反対だという話は実は一つもしていないんです、基本的に。
ですから、そういった意味で、ぜひ、本当に国会の皆さんや中央政府が真剣に、新しい国づくりの一環として、中央政府をつくって地方分権を促進して国会等移転をやるという決定をしていただければ、私も真剣にこれは検討していきたい、こう思っているところでございまして、本当に、選挙前と選挙後と、私の考えは実は一つも変わってないんですね。それは、やはり東京の一極集中を是正する一環としてやるという意義は非常に大きいものがある、こう思っております。
ですから、そういった意味で、ぜひ、本当に国会の皆さんや中央政府が真剣に、新しい国づくりの一環として、中央政府をつくって地方分権を促進して国会等移転をやるという決定をしていただければ、私も真剣にこれは検討していきたい、こう思っているところでございまして、本当に、選挙前と選挙後と、私の考えは実は一つも変わってないんですね。それは、やはり東京の一極集中を是正する一環としてやるという意義は非常に大きいものがある、こう思っております。
○中井委員
お話は承りました。
先ほどから、国会はそうおっしゃるが政府はどうだということを二回にわたって述べられましたが、実は、この委員会におきましても、私が委員長をしておりますときにも、青木官房長官にお越しいただく等ございまして、国会でお決めになったとおり内閣はやらせていただきますと。政府の答弁として、公的にもこれが唯一でございます。また、橋本総理もその前にはお述べになっているわけでございます。その後、現の大臣がいろいろとおっしゃっておられまして、私ども委員会も、ここにお呼びして議論をするかしないか、かなり悩んではおったわけでございます。
しかし、移転をする、三つの候補地を一つに絞り込んでいくというのが私ども委員会の任務でありますから、またもとへ戻って政府と議論をして、不毛の論議をやっても仕方がない。この点において、私どもは大臣に対して言いたいことは山ほどあります。それを我慢して、このまじめな論議を積み重ねているわけでございます。
どうぞひとつそこのところを、国会と政府が常に一体でなきゃならぬというのもまたおかしな論議でございまして、アメリカだってイギリスだってしょっちゅう政府と議会は争いをするわけでございます。しかし、こういうことは一致してやればいいとは思いますが、私どもは、これからまた絞り込む過程の中で、総理大臣の御意見等も聞くタイミング、こういうのもはかりながら委員会運営をいたしているところでございますので、どうぞひとつ、一番なんだからおれのところにぜひしろとおっしゃる知事さんですから、誤解のないように、また私どもの委員会の論議も、地元の国会議員さんもおられますから十分お聞きをいただいて、ともども、東京の一極集中排除、日本のこの閉塞感を打破する、こういう大事業に御協力をいただきますよう、この機会にお願いを申し上げておきます。
以上です。
先ほどから、国会はそうおっしゃるが政府はどうだということを二回にわたって述べられましたが、実は、この委員会におきましても、私が委員長をしておりますときにも、青木官房長官にお越しいただく等ございまして、国会でお決めになったとおり内閣はやらせていただきますと。政府の答弁として、公的にもこれが唯一でございます。また、橋本総理もその前にはお述べになっているわけでございます。その後、現の大臣がいろいろとおっしゃっておられまして、私ども委員会も、ここにお呼びして議論をするかしないか、かなり悩んではおったわけでございます。
しかし、移転をする、三つの候補地を一つに絞り込んでいくというのが私ども委員会の任務でありますから、またもとへ戻って政府と議論をして、不毛の論議をやっても仕方がない。この点において、私どもは大臣に対して言いたいことは山ほどあります。それを我慢して、このまじめな論議を積み重ねているわけでございます。
どうぞひとつそこのところを、国会と政府が常に一体でなきゃならぬというのもまたおかしな論議でございまして、アメリカだってイギリスだってしょっちゅう政府と議会は争いをするわけでございます。しかし、こういうことは一致してやればいいとは思いますが、私どもは、これからまた絞り込む過程の中で、総理大臣の御意見等も聞くタイミング、こういうのもはかりながら委員会運営をいたしているところでございますので、どうぞひとつ、一番なんだからおれのところにぜひしろとおっしゃる知事さんですから、誤解のないように、また私どもの委員会の論議も、地元の国会議員さんもおられますから十分お聞きをいただいて、ともども、東京の一極集中排除、日本のこの閉塞感を打破する、こういう大事業に御協力をいただきますよう、この機会にお願いを申し上げておきます。
以上です。