国会等の移転に関する特別委員会
第153回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会
平成13年12月4日
○中井委員
自由党の中井です。
お忙しいところ、ありがとうございます。また、夏には、視察に参りましたとき、大変な御熱意のもとに視察に御協力をいただきましたことを感謝申し上げます。
いろいろとお聞かせをいただきましたが、他の二候補とこの畿央地域との違いは、四つの県が御参加でありますが、一体の地域である、他の地区は、岐阜・愛知といいましても山脈で大きく隔てられておるし、福島・栃木も全く文化も含めて違う地域だけれども、この畿央高原は、風習、文化、こんなことを含めて一つの地域である、これが特徴か、こんなふうに思っております。
この特徴を生かして、皆さん方は、幾つかのクラスターに、分散型の首都機能移転、こういうことで御提言をいただいております。これに対して東京都の石原知事は、この一つのクラスターそのものが千代田区より広いじゃないか、どうしてこういう千代田区というところに固まっている機能をそういう広いところへ分散して、この間の交通網だけでもどうするんだ、こういうことをこの間この委員会においてほえ続けたわけでございます。
東京都の距離感と私どもの地域での距離感と、全くわかっていらっしゃらないなということを含めて、これについて奈良県の知事さんからひとつ御意見をお聞かせいただきたい、このように思います。
それから、今、費用の面がいろいろ出ました。これはこれで御議論をいただいたらいいと思うんですが、畿央につきまして、正直言いまして、新幹線網をどうするんだ、つくるのかつくらないのか、ここのところで随分費用が違ってくるんだろう。この新幹線網について、奈良県の知事さんからお聞かせをいただければありがたいと考えております。
それからもう一つ。先ほど環境の問題が出ましたが、例えば人口十万から二十万の首都機能というものが移転をしたときに、この人たちが生活するにおいて水が要る。この水を、ダムをつくらずに、新たな環境破壊をせずに供給することは可能なのかどうか。あるいはまた、電力においても、他府県で発電所をつくって延々と送電をしてくる、こういうことなしに電力供給というのが十分可能なのかどうか。これらの点を踏まえて、三重・畿央の特徴的なことを北川知事から御説明いただきたいと思います。
以上です。
お忙しいところ、ありがとうございます。また、夏には、視察に参りましたとき、大変な御熱意のもとに視察に御協力をいただきましたことを感謝申し上げます。
いろいろとお聞かせをいただきましたが、他の二候補とこの畿央地域との違いは、四つの県が御参加でありますが、一体の地域である、他の地区は、岐阜・愛知といいましても山脈で大きく隔てられておるし、福島・栃木も全く文化も含めて違う地域だけれども、この畿央高原は、風習、文化、こんなことを含めて一つの地域である、これが特徴か、こんなふうに思っております。
この特徴を生かして、皆さん方は、幾つかのクラスターに、分散型の首都機能移転、こういうことで御提言をいただいております。これに対して東京都の石原知事は、この一つのクラスターそのものが千代田区より広いじゃないか、どうしてこういう千代田区というところに固まっている機能をそういう広いところへ分散して、この間の交通網だけでもどうするんだ、こういうことをこの間この委員会においてほえ続けたわけでございます。
東京都の距離感と私どもの地域での距離感と、全くわかっていらっしゃらないなということを含めて、これについて奈良県の知事さんからひとつ御意見をお聞かせいただきたい、このように思います。
それから、今、費用の面がいろいろ出ました。これはこれで御議論をいただいたらいいと思うんですが、畿央につきまして、正直言いまして、新幹線網をどうするんだ、つくるのかつくらないのか、ここのところで随分費用が違ってくるんだろう。この新幹線網について、奈良県の知事さんからお聞かせをいただければありがたいと考えております。
それからもう一つ。先ほど環境の問題が出ましたが、例えば人口十万から二十万の首都機能というものが移転をしたときに、この人たちが生活するにおいて水が要る。この水を、ダムをつくらずに、新たな環境破壊をせずに供給することは可能なのかどうか。あるいはまた、電力においても、他府県で発電所をつくって延々と送電をしてくる、こういうことなしに電力供給というのが十分可能なのかどうか。これらの点を踏まえて、三重・畿央の特徴的なことを北川知事から御説明いただきたいと思います。
以上です。
○柿本参考人
東京の千代田区霞が関を中央官庁のあり方の最終の姿と考えるかどうかにあると思うんですよね。私どもは、田舎者かもしれませんが、新幹線で入ってきますと、品川あたりからこのごろ東京はすごく高層化されてきて、何となくいろいろな感じが起こるんですが、うらやましいなと思うと同時に息が詰まるような思いもするんですよね。
これは、移転した場合の首都というのはどうあるべきかということを考えた場合、他の国の首都を見た場合、こんな過密なところが政治あるいは行政の中心になっているだろうかというと、私は、そうでないという答えの方が、私は全部回っていませんが、出てくるんじゃないかと思います。やはり、かなり余裕を持って、それこそ、窓の外を眺めたら心が和むような、そういう環境もむしろ本来の高度の判断をする機能の場所としては重要ではないか、こういうことも考える必要があると思うんです。
それからもう一つは、先ほどからちょっと申し上げておるように、霞が関が全部移ると考えるのかどうか。これは答えが出ていませんので私が勝手に言うわけにいきませんが、少なくとも中枢的な企画立案機能というのは行くべきかと、あるいは国会と一体になるようなものは行くべきだと思いますが、その他の実施的な部門あるいは許認可をやる部門もすべて行くのかどうか、これは一つのまた判断の内容だ。そういうふうに考えると、私は、それだけ環境の問題が備わっているところの方が望ましいということは言えても、コンパクトに、何キロの中におさめにゃいかぬという代物ではむしろないというようなことが感じられます。
それから、新幹線の問題につきましては、ちょうどこの地域に、中央新幹線ということで、今、リニア新幹線ということで、山梨県で実験が進んでおりますが、これが一つ、この地域をつなぐ大きな国土軸になると思います。ただ、一つは、これがいつの時点ででき上がるかという問題もありますので、あわせて暫定的な幹線網を我々の中では考えておるわけでございまして、そういう暫定と長期対策の両面でこの問題は解決できるのではないか、そのように考えております。
以上でございます。
これは、移転した場合の首都というのはどうあるべきかということを考えた場合、他の国の首都を見た場合、こんな過密なところが政治あるいは行政の中心になっているだろうかというと、私は、そうでないという答えの方が、私は全部回っていませんが、出てくるんじゃないかと思います。やはり、かなり余裕を持って、それこそ、窓の外を眺めたら心が和むような、そういう環境もむしろ本来の高度の判断をする機能の場所としては重要ではないか、こういうことも考える必要があると思うんです。
それからもう一つは、先ほどからちょっと申し上げておるように、霞が関が全部移ると考えるのかどうか。これは答えが出ていませんので私が勝手に言うわけにいきませんが、少なくとも中枢的な企画立案機能というのは行くべきかと、あるいは国会と一体になるようなものは行くべきだと思いますが、その他の実施的な部門あるいは許認可をやる部門もすべて行くのかどうか、これは一つのまた判断の内容だ。そういうふうに考えると、私は、それだけ環境の問題が備わっているところの方が望ましいということは言えても、コンパクトに、何キロの中におさめにゃいかぬという代物ではむしろないというようなことが感じられます。
それから、新幹線の問題につきましては、ちょうどこの地域に、中央新幹線ということで、今、リニア新幹線ということで、山梨県で実験が進んでおりますが、これが一つ、この地域をつなぐ大きな国土軸になると思います。ただ、一つは、これがいつの時点ででき上がるかという問題もありますので、あわせて暫定的な幹線網を我々の中では考えておるわけでございまして、そういう暫定と長期対策の両面でこの問題は解決できるのではないか、そのように考えております。
以上でございます。
○北川参考人
一つは、水の問題でございますが、時系列的に、新首都を形成していく最初の十年間ぐらいは、規模にもよりますが、私どもの地域は、ある意味で関西の水がめというか、琵琶湖と、我々供給のもとでございますから、そういった点で、まず、近隣の現在あるダムなど、それで賄えると思います。それで、将来的にふえれば、私ども長良川の水を持っておりますから、これで十分ございます。水の点については全く心配の要らない地域だ、そのように思います。
もう一方で、電力供給の点につきましては、これは私どもは電力供給県になっておりますので、私どもは心配をいたしておりません。
したがって、そういったインフラ整備については、私どもは既存の体制が十分ございますし、また、それが最大大きくなれば、それに対する許容量といいますか、それが十分あるということを申し上げておきたいと思います。
もう一方で、電力供給の点につきましては、これは私どもは電力供給県になっておりますので、私どもは心配をいたしておりません。
したがって、そういったインフラ整備については、私どもは既存の体制が十分ございますし、また、それが最大大きくなれば、それに対する許容量といいますか、それが十分あるということを申し上げておきたいと思います。