逓信委員会
逓信委員会
平成12年4月13日
○前田委員長
次に、中井洽君。
○中井委員
二、三問お尋ねいたします。
お聞かせをいただいておりまして、さっきから昔話ばかりしているわけじゃありませんが、なかなか感慨深いものがございまして、本当に民間との競合について非難ごうごうで郵政三事業をやってこられて、自動でお互い利用し合うというものも始めるときには随分非難があったんですが、今はもう数百社とお結びだ、こういうふうになっておりますし、今回、これまた損保協会の皆さん方と十分話し合って、目的は少し違うかもしれませんけれども、こういうところで共存共栄、助け合う、こういうところへ参入をされる、本当に長年の御努力であろうと思うと同時に、この金融機関を取り巻く世界の変遷のすさまじさを思わざるを得ません。
今回、こういう法案を提出されるに当たって、八代郵政大臣としてこのような私の思いをどのようにお考えでありますか、お聞かせをいただきます。
お聞かせをいただいておりまして、さっきから昔話ばかりしているわけじゃありませんが、なかなか感慨深いものがございまして、本当に民間との競合について非難ごうごうで郵政三事業をやってこられて、自動でお互い利用し合うというものも始めるときには随分非難があったんですが、今はもう数百社とお結びだ、こういうふうになっておりますし、今回、これまた損保協会の皆さん方と十分話し合って、目的は少し違うかもしれませんけれども、こういうところで共存共栄、助け合う、こういうところへ参入をされる、本当に長年の御努力であろうと思うと同時に、この金融機関を取り巻く世界の変遷のすさまじさを思わざるを得ません。
今回、こういう法案を提出されるに当たって、八代郵政大臣としてこのような私の思いをどのようにお考えでありますか、お聞かせをいただきます。
○八代国務大臣
郵政三事業、私たちは全国津々浦々にそのネットワークを張りめぐらしまして、いろいろな形で地域の皆さんの利便に供していくという思いに立っての、国民共有の財産という視点に立っております。
いろいろな意見が、この郵政三事業に対する御意見は御意見として承っておるわけでございますが、私たちは、長い歴史の中にあって、いわば郵政三事業は日本の一つの文化でもあるという思いに立ちますと、これからますます地方分権化していきますと、郵政三事業が地域に溶け込んで、そのフットワークを生かして、そして、人の住んでいるところには郵便局がある、それが生活の安心、安全の拠点である、こういう思いに立ちながら、採算というものが自由主義経済の中ではまず第一義に考えるところでございますけれども、しかし、それはたとえ赤字になってもくまなくサービスをするという、国民の財産としてこれからも育てていく。
そのための、この自賠責保険というものも、言ってみれば一つの契約で手数料はわずか千六百円、年間何件になるかわからないわずかな契約の御紹介程度なものだろうというふうに思いますが、それによって、また交通事故がなくなり、無保険車両がなくなって、そしてもし万が一事故が起きたときには、そういうものをお勧めしておいたことによって郵便局にまた感謝の声も寄せられるだろう、そんな思いに立ちながら、この自賠責保険も法案を上程するまでには幾つかのバリアもございましたけれども、私たちはいろいろな損保会社のいわば下請をしてさしあげるんだ、こういう思いに立ちながら、民業を別に圧迫するものではなく、共存する中でこうしたものが広くあまねく周知されることを望んでいるところでもございます。
いろいろな意見が、この郵政三事業に対する御意見は御意見として承っておるわけでございますが、私たちは、長い歴史の中にあって、いわば郵政三事業は日本の一つの文化でもあるという思いに立ちますと、これからますます地方分権化していきますと、郵政三事業が地域に溶け込んで、そのフットワークを生かして、そして、人の住んでいるところには郵便局がある、それが生活の安心、安全の拠点である、こういう思いに立ちながら、採算というものが自由主義経済の中ではまず第一義に考えるところでございますけれども、しかし、それはたとえ赤字になってもくまなくサービスをするという、国民の財産としてこれからも育てていく。
そのための、この自賠責保険というものも、言ってみれば一つの契約で手数料はわずか千六百円、年間何件になるかわからないわずかな契約の御紹介程度なものだろうというふうに思いますが、それによって、また交通事故がなくなり、無保険車両がなくなって、そしてもし万が一事故が起きたときには、そういうものをお勧めしておいたことによって郵便局にまた感謝の声も寄せられるだろう、そんな思いに立ちながら、この自賠責保険も法案を上程するまでには幾つかのバリアもございましたけれども、私たちはいろいろな損保会社のいわば下請をしてさしあげるんだ、こういう思いに立ちながら、民業を別に圧迫するものではなく、共存する中でこうしたものが広くあまねく周知されることを望んでいるところでもございます。
○中井委員
直接法案には関係ありませんが、郵政ということで少し持論を申し上げますので、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
先般来から警察の残念な事件が相次ぎまして、このときに警察の方々が私どものところへいろいろな御説明に来ていただきました。私は、内部の検査というのは大変難しいのだ、このことを常に申し上げてきたところでございます。アメリカやヨーロッパのそれぞれの警察にはやはり内部の検査がありますが、猛烈に嫌われてやっておる。ここのところ、日本人というのはやはり仲間意識でやりますから、嫌われてまでチェックをしない、こういうところが一番の欠陥だろう。その結果、接待をし合うというのがこの間の新潟の事件の一端だと考えております。
そういう意味で、莫大なお金を取り扱われる郵便局、何も事件がなければこれにこしたことはありませんが、やはり人間ですから、欲望に勝てない人はいるわけであります。郵政は郵政で郵政監察官制度、こういうのを持ってやっていらっしゃいますが、本当にこの内部の監察だけで、自主運用もされていく、こういう時代に、またはすさまじい世界の金融業界の統廃合、また垣根を崩した動きの中で持ちこたえられるか、このことを常に思うわけでございます。
そういう意味で、大臣は郵政独自の監察官制度をどのようにお考えになっていらっしゃるか。また、これからの公社化、あるいは二十一世紀に向かって、独自の制度であります。信頼を維持するために、どういうふうに運用をお考えになっていらっしゃるか。あるいは、少なくとも内部の官官接待なんというのは絶対やってないんだ、こんなことを含めて指導をしておる、ここらを含めて率直にお考えをお聞かせいただければありがたいと思います。
先般来から警察の残念な事件が相次ぎまして、このときに警察の方々が私どものところへいろいろな御説明に来ていただきました。私は、内部の検査というのは大変難しいのだ、このことを常に申し上げてきたところでございます。アメリカやヨーロッパのそれぞれの警察にはやはり内部の検査がありますが、猛烈に嫌われてやっておる。ここのところ、日本人というのはやはり仲間意識でやりますから、嫌われてまでチェックをしない、こういうところが一番の欠陥だろう。その結果、接待をし合うというのがこの間の新潟の事件の一端だと考えております。
そういう意味で、莫大なお金を取り扱われる郵便局、何も事件がなければこれにこしたことはありませんが、やはり人間ですから、欲望に勝てない人はいるわけであります。郵政は郵政で郵政監察官制度、こういうのを持ってやっていらっしゃいますが、本当にこの内部の監察だけで、自主運用もされていく、こういう時代に、またはすさまじい世界の金融業界の統廃合、また垣根を崩した動きの中で持ちこたえられるか、このことを常に思うわけでございます。
そういう意味で、大臣は郵政独自の監察官制度をどのようにお考えになっていらっしゃるか。また、これからの公社化、あるいは二十一世紀に向かって、独自の制度であります。信頼を維持するために、どういうふうに運用をお考えになっていらっしゃるか。あるいは、少なくとも内部の官官接待なんというのは絶対やってないんだ、こんなことを含めて指導をしておる、ここらを含めて率直にお考えをお聞かせいただければありがたいと思います。
○八代国務大臣
実は先日、郵政の監察官の何人かにお目にかかりまして、御苦労話も含めて、そして本当に高齢者や障害者、いろいろな方々からお預かりしている、まさにとらの子のお金が身近な郵便局に預けられていて、福祉貯金とかいろいろなものがありますけれども、もしそういうものも、三十万からの大きな世帯でございますから、中にはけしからぬ人間が生まれないとも限りません、時として散見することもございます。
そういうときに、監察官の皆さんが心を鬼にしながら徹底的な調査をして、そして大事な皆さんのそうしたものに間違いがあってはならない、そしてその事後処理も含めて、徹底的にそれは追及をして、そしてお客様に納得するような形になってという意気込みを私は伺いました。警察手帳と同じような手帳をしっかり所持しておられて、まさに泣く子も黙る郵政監察官、こんなふうにも言ってあげたいような力強さを私は感じたような次第でございます。
しかし、いろいろ郵政省もだんだん人減らしというような時代になっていきますので、そういう行政改革を一方ではやりながら、しかしこうした監察官の皆さん方の御苦労を思いますと、こうした部分にはもう少し人をふやして、あまねく広くしっかりとした、お客様のお預かりしたものの事故のないような形の体制は、今後も引き続き緊張しながら育てていくことも一方では考えなければならない、こんなふうにも思っているところでございます。
そういうときに、監察官の皆さんが心を鬼にしながら徹底的な調査をして、そして大事な皆さんのそうしたものに間違いがあってはならない、そしてその事後処理も含めて、徹底的にそれは追及をして、そしてお客様に納得するような形になってという意気込みを私は伺いました。警察手帳と同じような手帳をしっかり所持しておられて、まさに泣く子も黙る郵政監察官、こんなふうにも言ってあげたいような力強さを私は感じたような次第でございます。
しかし、いろいろ郵政省もだんだん人減らしというような時代になっていきますので、そういう行政改革を一方ではやりながら、しかしこうした監察官の皆さん方の御苦労を思いますと、こうした部分にはもう少し人をふやして、あまねく広くしっかりとした、お客様のお預かりしたものの事故のないような形の体制は、今後も引き続き緊張しながら育てていくことも一方では考えなければならない、こんなふうにも思っているところでございます。
○中井委員
大変まじめに厳しくおやりになっているというのは承知をいたしております。しかし、大臣のおっしゃるように、泣く子も黙る監察官というところまでやっているかどうかは、私は違うのだろうと思っております。
そういう形で、内部で、公務員だからということでやっていて、本当にこれからの時代乗り切れるかどうか、僕はこのことをいつも心配いたしております。どうぞ、国民の安心、世界じゅうからのいろいろな議論に対して十分たえ得るような制度、お考えもまたいただいて、御運用をいただきますよう要望を申し上げて、質問を終わります。
そういう形で、内部で、公務員だからということでやっていて、本当にこれからの時代乗り切れるかどうか、僕はこのことをいつも心配いたしております。どうぞ、国民の安心、世界じゅうからのいろいろな議論に対して十分たえ得るような制度、お考えもまたいただいて、御運用をいただきますよう要望を申し上げて、質問を終わります。