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山本幸雄 元代議士(旧三重一区選出・元自治大臣)逝去
7日、8日と予算委員会が再開された。柳沢厚労大臣の発言問題を含め、少子化対策で一日半予算委員会を開いた後、本予算の質疑に入るということで、与野党の話し合いが決着した。
7日の午後と8日衆議院の予算委員会、9日が参議院の予算委員会になるだろうと予定をしたところ、参議院が別の決着をつけてしまい、9日から本予算の質疑になってしまった。テレビ中継がされての民主党の質疑は13日で、菅代表代行・岡田元代表・前原前代表が揃いぶみでの論戦になった。
8日朝から元衆議院議員で旧三重一区で私と選挙戦を争った山本幸雄先生が95歳でお亡くなりになり、今日お通夜、明日お葬式という連絡が入った。お葬式は予算委員会、本会議等でお参りできないので、8日夕刻、予算委員会を終えお通夜に参列した。昭和51年に私が初当選した選挙で山本先生は落選された。
その後、平成2年の選挙に岡田克也君に地盤を譲られ引退されたが、私とは6回の選挙戦を戦ったことになる。先生は警察庁から建設省と役所勤めをされ、当時の河野一郎建設大臣にすすめられ出身の三重県から自民党で選挙に出られた。色々な思い出が席上脳裏をよぎった。又、山本先生の娘さんが私の立川高校時代の同級生新井君に嫁いでいる。お通夜の席上でお互い同期生で奇縁だなあと言葉を交わし、改めてお悔やみ申し上げた。
本予算質疑始まる
13日の予算委員会は民主党の応援席も仲間の議員が大勢応援に駆けつけたが、自民党席はいわゆる小泉チルドレンが大動員され、1日中野次怒号に包まれた実に品のない委員会になった。
安倍首相をはじめ各大臣の答弁は極わめて居丈高で参議院選挙を意識しむやみと対決姿勢を際だたせ、数で圧倒している姿を見せつけようとしていた。菅・前原・岡田各氏はそれぞれに格差是正、一般国民の消費刺激策、年金・医療対策等真面目に真っ正面から論戦を挑んだが、与党のけんか腰の姿勢で論戦があまり深まらなかったのは残念だった。
松岡・尾見両大臣のいわゆる事務所費疑惑に関して正したのにも、問題がないというだけで何ら応えず、逆に松岡大臣は答弁の最中に等如、「当選10回の中井さんであれ誰であろうと」と実名を挙げだした。何で私の名を出すのかと野次ったら、多かれ少なかれ政治家は疑われる様等の発言をテレビの前で続けた。野次怒号で充分聞こえなかったが、直ちに抗議した。
委員会終了後松岡大臣を捕まえ、「あれはどういう意味があったのか?」と叱ったところ「お顔が見えたのでつい中井委員の名前を出してしまいました。緊張していたので、後は何を話したのかよくわからない。」と釈明した。直ちに取り消し、速記録を削除するようにと注意した。
あくる日、我が党の理事から取り消し削除の通知が自民党からあったと報告が入った。まったく不愉快
な出来事だった。こんなけんか腰の予算委員会を演出するとは、自民党も安倍内閣の支持率低下を意識しすぎと思わざるを得ない。安倍首相も去年の国会とは違い発言等のスタイルを変えようとしている。しかし、見ていると教えられている知識をただベラベラとしゃべっているだけだという感じが強い。
ノロウイルス対策で牡蠣フライをとは?
14日の予算委員会で与党の議員が牡蠣の風評被害について質問した。ノロウイルスの蔓延で下痢・発熱等の症状が各地で頻発し、これに対して厚労省の審議会が生牡蠣などが媒介になるという説を出し、そのことによって三重県の名産の的矢牡蠣をはじめ各地区の牡蠣養殖業界は例年の2割くらいの生産高しか得られず壊滅的打撃をうけている。ノロウイルス牡蠣原因説が全く根拠が無いとし、風説の被害だとしてなかなかいい質問をした。
安倍首相は答弁のあとに得意気に「私は今晩牡蠣フライを食べようと思っています。」と答えた。私はすかさず「生牡蠣を食べないとダメじゃないか。」と野次を発した。満場、笑いに包まれたが、安倍首相はきょとんとしていた。総理はこういった事も実際に知らないのだと妙に納得した。この辺が小泉さんとの違いかとも思った。一方、総理は胃腸が弱く生ものやアルコールが駄目だといううわさは本当なのだと妙に得心した。
この日、朝から6ヶ国協議の妥結が報じられ、我が党も原口議員をはじめ何人かが議論を挑んだ。総理は拉致問題の前進が作業部会で進展しない限り重油100万トンの援助に日本は参加しないと言明したが、外務大臣は日朝関係に進展がない限りわが国は援助の中に入らないと答えている。この辺を含めきわめて曖昧な妥結だ。強行策でいくと思っていたアメリカが昨年の中間選挙での敗北を受けイラン・イラクでは短期的な強行策、北朝鮮核問題では柔軟な対応と方針を切り替えていたのだ。日本だけが素通り、素抜きにされた形成がありありとみえる。15日夕刻から党の拉致問題対策本部を急遽開く段取りを党本部に命じた。
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