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13日午後から三重県の衆参5人の議員が僕の部屋に集まり岡田君が代表選挙に立候補し、三重県の国会議員に要請が来たなら全力でバックアップをしようという結論になった。夕刻、岡田議員が部屋を訪ねてくれて、立候補決意の表明があった。僕の方からはあまり反小沢という空気を出さず、選挙戦を戦った方がよいというアドバイスだけしておいた。
鳩山議員には電話をかけ「こういう事情でお手伝い出来ず申し訳ない」とお断りした。さすがに少し寂しい、残念そうな返事で申し訳ない思いだったが仕方がない。割り切っている。しかし、今回の選挙は表面に立って動くのは遠慮すべきだと思いその点を申し上げておいた。
14日、お二人の出馬の記者会見も見させていただき、立派な表明だったと安心をした。特に岡田さんの司会を三重県の中川正春さんがやってくれた事にひと安心をした。昼間、鳩山さんがお訪ねをしていただいたが外出をしており会えなかった。夕刻、岡田さんが再度訪ねてくれたがこの時は他の議員もおり、充分な話は出来なかった。テレビやマスコミの取材が殺到して民主党に対する期待を又取り戻せそうだと岡田さんは喜んでいたのが印象的だった。
16日に候補者の演説やディベートが予定され、その結果で考えると言う議員も多いので、十分気を付けてやるようにと激励しておいた。動かないと言っても気になるので親しい議員さんや会館の隣近所の議員さんにどんな空気かと色々聞いた。今回の代表選挙は菅さんが立候補を見送ったので初めて保守系というか(旧自民党)の人同士の対立で、どちらも東大出で、豊かな家庭に育って人柄も良いと共通点も多い。差は鳩山さんが少し年長という事と、彼は融通無碍だが、岡田さんは頑固一徹という違いぐらい。どこかのグループがまとまって片一方にという選挙ではないだけに、マスコミも票読みが難しいようだった。
金曜日の夕刻、友人と息抜きに出かけていたら鳩山夫人から電話がかかったのには驚いた。鳩山議員が優勢だといわれているが、なかなか激戦の中、必死さが伝わってきた。一方、岡田さんの応援では三重県の議員の頑張りが大きな話題となっていた。
両院議員総会当日、少し早めに会場へ行くと鳩山さんとグループの人達が入り口で立って国会議員に握手をしていたのにはびっくりした。その隣りに三重県連の議員が岡田さんの変わりに立ってお願いをしていた。本当に皆の努力には頭が下がる思いだった。
決意表明と応援演説、ディベートとかつて無い趣向で皆、興味深く聞き入っていた。岡田さんも4年前の敗戦の悔しさを晴らして自分の手で政権交代をしたいという熱い思いがよく伝わってきた。鳩山さんの話もこの3年間の成長を見せつけ、脇のしまった新しい鳩山さんを十分印象づけ、会場はどちらの話にも立場を超えて大きな拍手がしばしば起こった。
投票・開票、岡田さんが95票、鳩山さんが124票、少し差はついたが、実質、一人で戦った岡田さんの健闘と言えるのではないかと思える結果だった。会場の席は「あいうえお順」だったので、丁度、鳩山新代表が僕の真後ろで、当選の時にお祝いを申し上げた。
非常に爽やかな新鮮な感じのする両院議員総会で、又、党にとって良い結果だったと皆は受け止めて選挙区へ散った。僕も新幹線に飛び乗り、地元での会合に間に合うように帰省した。高橋参議院議員も同席なので、それぞれに党大会の報告をして鳩山新体制のもとで一致結束、新たな思いで頑張る事を誓った。
同時に高橋参議院議員には岡田君はたぶん幹事長ポストを提示され受けると思うが、落ち着いたら今後の基礎固めのグループを何らかの形で三重県の国会議員が中心で作らないと先々が大変だと言って、来週でも相談をしようと約束をして別れた。
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